インプレッション

Articles

『テガミバチ 第1巻』 レビュー

まえがき

多分、初めてジャケ買いをした作品だと思います。ここまで、表紙が綺麗なのはあまり見たこと無くて。

浅田弘幸先生の作品は初めてですね。「I'll」というバスケ漫画を描いていたことは知ってましたが興味が無かったので。

レビュー内容が、ほとんどストーリー展開をまとめてるだけになってしまって、レビューじゃない感じになってます。

『テガミバチ』の面白さが伝わるように頑張って書いたつもりなので、是非読んでいただきたい。
テガミバチ 1 (1)
テガミバチ 1 (1)

著者:浅田 弘幸
出版社:集英社
定価:460円(税込)

世界観


夜が明けることのない星がある

アンバーグラウンドという名の地

首都を照らす人工太陽その光の届かない

暗く危険な地域を旅する国家公務があった

人々は彼らにそれぞれの「こころ」をたくしていた

彼らの仕事は「届ける」こと

「テガミ」を届けること


冒頭の数ページのカラーページで書かれていた上の文を読んだだけで既にワクワクしてました。

この閉鎖的な世界が舞台のマンガというのは個人的にツボだからですかね。「手紙」を届けることをファンタジーの世界に当てはめたこともかなり斬新ですね。

四方が海にかこまれたアンバーグラウンド(以下、AG)は階級制に分かれ3つのエリアで構成されている。

人工太陽が真上に輝く首都「アカツキ」は特級・上流階級が暮らす。中流階級が暮らす「ユウサリ」。下等階級が暮らす「ヨダカ」。この3つのエリアを移動するためには政府発行のパスが必要。

この差別的に分けている階級制度があるのもツボ。それぞれの階級間での争いとかがありそうで楽しみですね。

ファンタジー作品なのでもちろんモンスターみたいなのも登場します。この作品では「鎧虫(ガイチュウ)」と呼ばれ、その名の通り体が鎧に覆われている虫。

主な生息地域は人工太陽の光がほとんど届かないユウサリとヨダカ地方。テガミバチはそのガイチュウを倒しながら、テガミを届ける。

ガイチュウを倒すためには鎧の内側に「こころ」を響かせなければならない。テガミバチ達ははガイチュウを倒すためそれぞれ「こころ」を使う武器や道具を持っている。

1巻に登場するテガミバチ「ゴーシュ・スエード」と「ラグ・シーイング」は「心弾銃」という武器を所持。「心弾」とは「こころ」の欠片で作られていて、その「心弾」を装填しガイチュウを倒す。

おそらく、この「こころ」というのが『テガミバチ』という作品の核となっているキーワード。テガミは「思い」や「想い」そして 「こころ」 を届けるということからきているんだと思いますね。

テガミバチとの出会い


テガミを回収するため、ポストを探すテガミバチの「ゴーシュ・スエード」。相棒(ディンゴ)の犬「ロダ」がポストサインを見つける…。そこにあったのはテガミ…しかし、そのテガミは子供だった。

その子供は気を失っていたが、目を覚ます。その子供の左肩に貼付されている配達用紙には品名「人・アルビス種 7歳・男・ワレモノ」「ラグ・シーイング」と書かれていた。

宛先は「ヨダカ地方・南部62413-22キャンベル・リートゥス109番地」「サブリナ・メリー様」宛。差出人は「アヌ・シーイング」その人はわるいやつらがアカツキに連れて行ったラグの母親だった。

嫌がりつつもラグはゴーシュにおぶさり、「テガミ」と「テガミバチ」は宛先に向けて歩き出す。

この時点で既にラグが主人公なのはわかってました。ラグの境遇が練りこまれてて色々と伏線が張られてたりしたので、ラグが主人公だなと。全部読む前からそれだけは感じてましたね。

1話目のラストあたりでラグはゴーシュのようなテガミバチになりたいといい、5年後テガミバチに…。ということなので、ゴーシュは憧れの存在になって後に登場とかするかな。

そうでなければ、ラグの母親を連れて行ったやつら側にいて敵として再びあいまみえることになるとか。それも1つの展開として予想してます。敵として登場が個人的には一番して欲しい展開かな。

キャンベル・リートゥスへ


キャンベルへ向かう道中、初めてガイチュウに襲われる。ゴーシュは「心弾銃」に「心弾」を装填し、「黒針」という弾?でガイチュウを撃破。

この「黒針」っていうのはただ単に撃つ時の掛け声なのかそれとも、「心弾」の撃ち方や攻撃方法によってい何種類かあるのかな。1巻まででは「黒針」しか使ってないのでなんとも。

ゴーシュはラグに「心弾銃」渡して見せて説明する。「心弾銃」にはめこまれた「精霊琥珀」という黒い石の力と銃に力によって、「こころ」を武器として使うことができると。

こんな武器があればおかあさんを守れたのに…、と思うラグ。すると精霊琥珀の力が異常に上がり突然、「心弾銃」が暴発。そして、ラグおかあさんが連れて行かれる日の回想シーンに。

そのシーンで気になったことが↓のコマです。



どこかで見たことある家だな〜と思いました。で、ブラックジャックの家に似ているということに気付きました。というかそのもののような気が…。

「こころ」を使う度に描かれる2人の過去の記憶。その記憶は周りにいる人にも見えるようです。共感、共有しあう的な感じで。何故なのかはわかりませんが。

「心弾銃」の暴発を止めるゴーシュ。目を覚ますラグ。ゴーシュが「こころ」の回復を補助する「心弾」をラグに撃っていたようです。

また、眠りにはいるラグ…と思いきや何故か…



謎の笑い、そして眠る。なんかの副作用ですかね。「こころ」の回復を補助する「心弾」はあまり得意ではないと、ゴーシュは言ってましたので。

ラグが大量の「こころ」を放出したことにより、それに反応し大量のガイチュウが迫り来る。そのガイチュウたちを倒すゴーシュ。その描写は描かれてないですけど。

そして、今度はゴーシュが昇進しアカツキに行けるようになった時の記憶が。ゴーシュは妹の「シルベット」をアカツキに呼び寄せて一緒に暮らすために、テガミバチになったようです。

冒頭でもそのシーンがあって、誰なのかと思ってましたがようやく判明。

ゴーシュの記憶を見て起きたラグ。再び、二人はリートゥスに向けて歩き出す。

キャンベルが近づくにつれて、アカツキからおかあさんにいるところから離れていくことに不安を覚えるラグ。



と懇願するラグ。

しかし、首都通行証の重みも理解できないのにアカツキになんか行けるわけがないというゴーシュ。友達のようにラグに自身の力になってあげることはできないという。あくまでテガミとテガミバチの関係で仕事だということですね。

明日、キャンベル到着を目指し眠る二人。起きると、ゴーシュの心弾銃が無くなっていた…そしてロダもいなくなっていた。

おかあさんを助けるため心弾銃を盗み一人、アカツキに向けて歩いているラグ。方向が分からず道に迷うラグに突如、アリジゴクのようなガイチュウに襲われる。ピンチになったラグの元へゴーシュが駆けつける。

ラグに心弾銃を持たせゴーシュは引き金を引く。黒針を放つも角度的に鎧にしか当たらず全く効かない。間接の隙間に打ち込むためには接近する必要があり、そのチャンスは敵が攻撃してきたときに飛び込むしかないというゴーシュ。

飛び込む二人、心弾を装填するゴーシュ…すると強い光が。

なんと、ラグの左目には赤色の精霊琥珀の義眼が…。



それが共鳴して心弾銃の威力が上がっていたことに驚き、黒針を放つタイミングを逃すゴーシュ。

しかし、ラグが一人で心弾をガイチュウに打ち込み撃破。傷を負ったゴーシュを背負いラグはキャンベルに向かう。

目覚めるゴーシュ。そこはベッドの上。そこへ、おばさんがやってくる。宛名のメリーさんだと分かり、ハンコかサインを要求。すると、メリーさんは「こころ」ない男だと怒り家を追い出す。

とりあえず、食料などを求め町を散策し始めるゴーシュとロダ。しかし、店のひとはゴーシュに物を売ってくれない。なんだか街に歓迎されていないゴーシュ。

と、そこへメリーさんから水と食べ物を渡してと頼まれたラグがやってくる。「メリーさんならぼくの友達をとても大事にしてくれるでしょう」というゴーシュ。

もうこの時点で感動。あくまで今まではテガミを届けるという業務でしたが、それが終った今は「友達」。


もちろんロダも。

眼のことは、心から信じれるひとにうちあけなさいとおかあさんに言われていたラグ。そのことをゴーシュに話す。

赤い精霊義眼はおかあさんが持っていたもので、ラグが生まれた時にかかった病気を治すために使っていたという。

おかあさんが持っていたということで、多分この辺が後々の何かの伏線になりそう。

そして、帰っていくゴーシュにラグは…



「いつか……あなたのようなっ…テガミバチになりたい……!!!!」

それから5年後…

おかあさんとゴーシュに会いにアカツキに行くため、テガミバチになるラグの冒険がここから本格始動。

ラグのディンゴはノーパン少女


メリーさんと別れ、テガミバチの面接審査を受けるためキャンベル・リートゥスを旅立つラグ。

面接場所のユウサリの郵便館へ行くため、ヨダカ地方南部 アイトーン炭鉱駅へ。そこで見つけた女の子は駅の一時預かり荷物だった。しかも、なんと右手には配達用紙が…。

配達先には、レントの町「ラブサムワンダウン」と書かれていた。しかし、配達用紙に不備がありすぎてテガミとは認められないという、付き添いのテガミバチ「コナー」。

ラグは自分と似たような境遇にいた少女を届けたいという。ラグならまだ正式なテガミバチではないから規則違反にならと言い許してくれるコナー。

そして、ラグと少女はラブサムワンダウンに向けて旅立つ。少女に名前を尋ねると、マカ、ジェニー、キャロルなど色々名前を言う。しかし、本当の名前は無いと言う

そこでラグは、「ニッチ」という名前はどうかと提案するも…



「いやだ!!!」

と断られる。それから少し歩くとガイチュウが現れ、あわてて心弾銃を出そうとするラグを踏み台にしニッチが蹴りで倒す。

その強さや俊敏さにラグは男の子なのかもと思う。川に着き休もう、顔とか洗ったらというラグ。すると、ニッチがジャンプして…

bee_070120_08

ニッチがノーパンだということが発覚。それを見たラグはたしかに女の子だと再認識。

オデコを拭いてあげるラグ。そしてラグは、自分の新品のパンツをはかせようとする。せっかく美人なのに初対面の人にノーパンだと誤解されてしまうと心配するラグ。

美人と言われ嬉しいのか顔を赤らめるニッチ。

いや嬉しいのかじゃなく、確実に嬉しいから赤らめてますね。

ニッチはラグが持ったままのパンツをジャンプして、うえからはく。これで、ニッチにパンツをはじめてはかせた男になったラグ。

するとニッチは…

と言い、ラグにこころを許し始めていく。

こういうキャラはいわゆる、ツンデレというタイプのキャラでいいのかな。でも、まさか月刊少年ジャンプでノーパン少女が出るとは…世も末ですね。

ラブサムワンダウンへ到着。ニッチと別れラグはユウサリへ。その途中、おじさんに話しかけられ「ラブサムワンダウン」という"見世物小屋"を知らないかと尋ねられる。

チラシを見せてもらう。そこに書いてあったのは「絶滅・伝説の生物『魔訶』の血肉を喰らった女性が身体に金色の剣を持つ呪われた子を産んでいた」。

ラグはニッチのことではないかと思う。さらにおじさんは『摩訶』とは竜に似た生物で金色のたてがみに海色の瞳をもち、残虐な性質ながらその美しい姿に北の辺境の地では神聖視されていることを教えてくれる。

ラグは、すぐさまおじさんが乗ってきたラクダ(たぶんラクダ)をかりラブサムワンダウンへ。

一方、ラブサムワンダウンではニッチがの髪を剣のように使い、檻から逃げ出していた。

ギルティギアのミリアも同じようなに髪を武器にしてたような気が。似てますね。

そこへラグが駆けつけるも、ニッチはラグには気付かず逃げていく。

ニッチの逃げた方向は、ガイチュウのテリトリーブッコロリの森だった。追いかけるラグ、森の中にはニッチがいた。しかし、その奥にはかまきりのようなガイチュウがニッチを攻撃しようとしていた。

ラグは心弾銃を取り出し、心弾を装填し何度も引き金を引くがまったく撃ち出されない。

ニッチはギルティギアのミリアのように髪の毛を振り回し、ガイチュウに攻撃。倒したと勘違いしたニッチはラグに話しかける。しかし、やはり心弾でしか倒せないのかまだ生きていたガイチュウに後ろから攻撃されるニッチ。

ニッチかばおうとニッチに向かって飛び込みニッチを抱え込みながら転がる。しかし、ニッチは頭を打って血を流す。

何度も心弾を撃とうと何度も引き金を引くラグ。しかし、心弾は出ない。するとニッチが


「ラグ…また…あえるとは…うれしいぞ」

こういうしゃべり方は意外と自分のツボかもしれないなと、読んでいて新たな自分に気付く。

すると、その言葉に反応しラグの「こころ」精霊琥珀の義眼と共鳴し、心弾をガイチュウに撃ち込むことができ撃破。

そして、ラグの記憶がニッチを包みこむ。ラグのキズをなめるニッチ。きっと、ラグの中に記憶に自分が刻まれていたことが嬉しかったからかな。

「おまえが『さよなら』にかなしむならニッチはらぐのそばにいる」そう言うニッチ。さらに「『さよなら』はかなしいか?」とラグに尋ね、ラグは「すごくかなしいよ」と答える。

すると、ニッチは初めて本当に笑った顔を、微笑んだ顔を見せる。

自分のことを好きでいてくれる、必要としてくれると思ったから見せたのかな〜と思う1コマでした。

こうして、ノーパン少女ニッチはラグのディンゴとなる。

次巻からは面接を受けるためラグはニッチとユウサリへ向けて冒険が始まると。

久しぶりに続きが気になるマンガに出会えた気がしたそんな1冊でした。

あとがき


まえがきで書いたとおり、ストーリーを紹介しているだけになってしまって全然レビューになってないです。申し訳ない。

まだまだ文章力も未熟だし、自分の意見や考えがあまり入ってない…。次こんな長文を書くことがあったらもっとしっかり書けるよう心がけたいです。

ここまで読んだ方はあまりいないかと思いますが、もしいらしたら読んでいただいた方はありがどうございました。

これを読んで『テガミバチ』面白そうだなと思い、購入の参考になっていたら書いた意味があったかなと思います。

『皇国の守護者 第4巻』 レビュー

月刊連載はホント年間の発刊数が少ないので、毎回心待ちにしていますね。5巻は2007年の夏発売なのでまた半年近く待つことになりそうです。ということで、「皇国の守護者 第4巻」の軽い感想の方を。
皇国の守護者 4 (4)
皇国の守護者 4 (4)

原作:佐藤 大輔
漫画:伊藤 悠
出版社:集英社
定価:620円(税込)
3巻ではカミンスキィ大佐の過去が明らかになり、4巻の冒頭では同じ<帝国>軍のバルクホルン大尉の過去が明らかに。

妹を慕う良い兄のバルクホルンは戦争をしている時と顔が違いすぎて別人かと思いました。やっぱり軍という組織に入ると人は変わっていくものですね。その顔を書き分けができる画力があってのものですが。

真面目なバルクホルンはあっという間に現在の大尉へ。カミンスキィ大佐の時よりはあっさり語ってましたね。十分な内容ではありましたが。

新城大尉率いる<皇国>軍第十一大隊予備隊は敵の輜重を襲撃するため西進。その途中、導術兵の金森が死亡。こうなると厳しくなってきますね。導術兵がいないとなると仲間との連絡もできなければ、周囲にいる的を索敵できなくなるので。

そしてついに、第十一大隊とバルクホルン率いる輜重護衛中隊が激突。無言での戦闘を命じた新城大尉。<帝国>軍の兵士がその戦闘の最中、第十一大隊を「亡霊の軍隊だ…」と言うんですが、この台詞が妙に気に入ってます。

戦闘しているにも関わらず声を上げずに士気とか高まるんですかね。その辺が新城大尉の統率力が凄いという表現なのかもしれませんね。

そして、バルクホルン大尉を俘虜として確保しこの戦闘は終了。そして円形の雪壕にて敵を待つ。全周囲から<帝国>軍が迫る。戦闘が始まり、南側から<帝国>軍が白兵戦を仕掛けてくる。

生き残りが二十数名となり、新城大尉、猪口曹長、漆原少尉がどうするか会話。その最中、漆原少尉が様子を伺おうと少し立ち上がった直後、頭部を打たれ死亡。

漆原少尉はこの戦争の中人間らしさが残っている良いキャラだな〜と思っていたんですが、早くも4巻で死んでしまうとは。原作を読んでいないのでどうなるかはわかりませんが、最終的に生き残っているのは新城大尉だけとかありそうな予感もしますね。

漆原少尉が死に全滅の危機を感じる新城大尉。そこで、友軍の脱出は終了したので時間稼ぎは終わり任務は完了。これ以上戦闘を続ける意味はないということで、バルクホルンを使いカミンスキィ大佐に降伏を申し入れる新城大尉。

まさか降伏するとは思いも寄らなかったです。まぁ、たしかにここで死んでしまったらこれ以上マンガが続かなくなってしまうのでこの状況で降伏するのは当然といえば当然なんですが。

そして、カミンスキィ大佐に小苗橋渡河点に残してきた兵力について尋ねる新城大尉。「彼らを誇りに思うべきだ」というカミンスキィ大佐、それに対し新城大尉は「具体的には?」と聞く。

残念ながら、もの凄く続きが気になりますがこんな台詞で4巻は終わりでした。まぁ続きは現在発売しているウルジャン12月号に掲載されているんですが。あくまで4巻のレビューなので、この続きについては書きません。

ということで、「皇国の守護者 第5巻」は来年の夏なので次のレビュー記事はまだまだ先ですね。

『リアル 第6巻』 レビュー

一年に一冊しか発売されないリアルの新刊がようやく発売しました。ヤンジャンでシリーズ連載で年に5,6回しか書いてないのでしょうがないですが。

せめて、月1で連載して欲しいですね。かなり好きな作品なので、続きが気になってしょうがないです。今年は6巻が発売されたので次巻は7巻ですが、また一年も待たなきゃいけないのはつらいです。

そんなわけで、「リアル 第6巻」の感想をかる〜く書きます。
リアル 6 (6)
リアル 6 (6)

著者:井上 雄彦
出版社:集英社
発売日:発売中
定価:620円(税込)
いよいよ全日本選手権をかけた東京都予選に向けて、新生タイガースが始動。既に選手権出場を決めているチームと練習試合。善戦するも金子が5ファウルで退場して負けました。

練習試合後キャプテンを決める投票があり、金子に決定。私はミツルの方がキャラ的には好きなんですが。

野宮は引越しのバイトをしながら、「俺の道」を進んでいるようです。今巻ではあまり、野宮の話はあまり進んでいませんでした。

今巻のメインは高橋ですね。高橋がリハビリをやめてしまい、両親がリハビリセンターへ行こうとしたところ母親が過労で倒れる。父親が医者と話をして外泊をすすめる。

そして、父親と一緒に田舎へ。しかし、会話は全て敬語の高橋。そんな言葉を聞き、父親は空白の8年間を後悔しているようですね。そしてその後、高橋の父親がいなくなった頃の回想シーン。今回ここが一番感動しました。

そのまんまの言葉でしか言えませんが、本当にリアルです。日本のどこでこのようことが起きていてもおかしくないようなことが、高橋の過去に起きていたことが本当にリアルなんです。

バスケがうまくなったのを父親に見てもらおうと毎日帰りを待っているんですが、もう既に父親は出て行ってしまっていて帰ってこない。それでも、待ち続ける姿はリアルの一言に尽きますね。

回想が終わり感情が溢れ出す高橋に感動ですね。ホントこのマンガはタイトル通り、リアルなストーリーだと思いますね。

毎巻、そういうシーンがあって毎回感動してます。そんなストーリーだから「リアル」は、面白いんだと思います。

絵もかなり綺麗で台詞も多くなく読みやすいのに、もの凄くリアルさが伝わってくる名作です。読んだことの無い人にも絶対読むことをオススメできる作品だと思います。

うまく感想を書けなくてあらすじみたいになってしまったので、あまり伝わってないかもしれないですけど。

なんでかわかりませんが、このマンガはうまく感想を表現するのは難しいです。多分読んで感じてもらうのが一番なのかなと思います。

『忍空-SECOND STAGE-干支忍編 第2巻』 レビュー

1巻の感想は書いてないですが、その辺は気にせず2巻の感想から始めようと思います。というか1巻が発売した当時はまだブログを始めてなかったので1巻の感想を書いてないだけです。ホントは1巻から書いてみようかと思ったんですが、ちょっとめんどいので、2巻から…ということで。
忍空-SECOND STAGE-干支忍編 2 (2)
忍空-SECOND STAGE-干支忍編 2 (2)

著者:桐山 光侍
出版社:集英社
発売日:発売中
定価:410円(税込)
1巻では、新しい気持ちでという感じで新キャラの青馬が登場したわけですが、肝心の橙次と藍眺が登場していませんでした。なので、1巻はこのシリーズの忍空から読み始めた人のためにプロローグ的にストーリーを展開したのかなと思いました。

2巻からようやく橙次と藍眺が登場。さらに、ペンギンのヒロユキも登場し忍空らしくなってきました。ストーリーの展開が少しゆったりしているので、もう少し早いほうがバトルマンガとしてはいいと思うんですが。まだ始まって10話ちょっとなんで、なんともいえない状況ですね。戦闘シーンとかも2巻は少な目なので、いまいち迫力に欠けますね。前のシリーズの時から大分時間が経っている所為か、作者の書き方が変わっているのではないかと思います。絵のタッチとかも前シリーズよりもすっきりした感じで綺麗になってると思いますね。その分戦闘シーンがちょっとという感じですね。

これから、本格的にストーリーが展開して戦闘シーンがメインになってくると思うので3巻以降に期待ですね。

『名探偵コナン 第55巻』 レビュー

54巻の探偵甲子園の続きから始まる55巻。もう55巻ですね〜。いったいいつになったら話が進むのか…もう少し黒の組織関係の本筋に触れてもらいたいもんです。そんなことを考えつつ55巻の軽い感想でも書きます。
名探偵コナン 55 (55)
名探偵コナン 55 (55)

著者:青山 剛昌
出版社:小学館
発売日:発売中
定価:410円(税込)

ということで、探偵甲子園が完結。いまいち盛り上がりに欠けるような展開で正直がっかりでしたけど。殺人事件なのに盛り上がりとか言うと不謹慎ですが。

探偵甲子園はさておき、今回のメインはやっぱり新一と蘭の小学生時代の話ですね。この過去の話も何回かやっていますが、普通の事件よりも過去の話の方が私は好きですね。過去にこういうことがあったから、今こうなってるんだとかあるから好きなんだと思います。今回の話は暗号ものですが、私は暗号ものも好きなので今回の話は私にとって最高の組み合わせです。暗号とかだと殺人事件よりも、読者が一緒になって考えながら読めるので。

最後の最後で怪盗キッドに関わってきたのもポイントですね。黒羽快斗と黒羽盗一が同時に登場している貴重な回なので。まじっく快斗が好きな私としては嬉しい回となりました。はっきり言ってしまうと、コナンよりもまじっく快斗の方を連載して欲しいというのが本音です。まぁ55巻はこれを読めただけで満足ですけど。

『からくりサーカス 第43巻』 レビュー

ついに、からくりサーカスもこの43巻で完結となりました。いや〜長かったですね超大作と言ってもいいほどですね。現代と過去の話を織り交ぜながら、徐々に最後に向かって物語が収束していく様が大変印象に残っている作品です。そんなからくりサーカス最終巻ですが、私はいつも通りマイペースにかる〜い感想を書こうと思います。
からくりサーカス 43 (43)
からくりサーカス 43 (43)


著者:藤田 和日郎
出版社:小学館
発売日:発売中
定価:410円(税込)
からくりサーカス (42)からくりサーカス (41)

シャトルに乗るはずだったナルミのところに大勢の自動人形達が攻めてくる。ナルミ一人で戦い危なくなってきたところで、ナルミの後ろにマサルが登場。後ろに誰かがいることに気付くナルミだが、誰かはわからない。マサルはナルミだとわかっている。最初の頃、マサルがナルミみたく強くなりたいと思っていたことが正に実現してナルミと肩越しに戦うところは純粋にカッコイイです。自動人形達を倒し、シャトルにナルミが乗り込むのかと思いきやマサルがナルミの目を眩ます。これでマサルはナルミにわからないようにシャトルに乗ろうとしたわけですが、私としてはここで再会してからマサルがシャトルに乗っても良い流れにはなったとは思いますね。まぁ、マサルがシャトルに乗り込むという結果は変わらないわけですけど。っていうか、作者の中で前々から決めていたことだとは思いますね。

宇宙でフェイスレスにゾナハ病の治し方を聞き出したマサル。そして、フェイスレスに一緒に帰ろうというがもちろん帰るわけは無い。まぁ当然ですね、帰ったところで居場所は無いわけですし理由も無いですし。そして、脱出ポッドで脱出するマサル。しかし、グリポンは造物主のフェイスレス共に残ると言いマサルだけが地球へ。ひとりぼっちはかわいそうと思ったグリポンのやさしさですね。最後の最後でフェイスレスは間違っていたことに気付く。からくりサーカスという作品はフェイスレスが二百年という長い時間の中で犯した過ちを正すための物語ってことだったようにも思える。もちろんマサルの成長物語というのも一つだが、このマンガはナルミやしろがねなどといった物語の中枢を担っていた人物が多かったので、様々な主人公の物語が一つの作品の中に満載していたのではないかというのが私の結論ですね。

こんな大作ですが、最初から最後まで二百年の物語の流れを決めていたと思いますね。だから、よく練りこまれていて良いマンガになったのかなと思います。「うしおととら」も面白くて「からくりサーカス」も面白かったですが、果たして次も面白く、楽しく、心踊る、超大作を書けるのかこれからの藤田先生に期待しています。

『皇国の守護者 第3巻』 レビュー

今週中と予告していた3巻の感想ですね。ぎりぎりの今週中ですが。
4巻は秋頃発売予定なのでまだまだ先になりますね。
では、今回もかる〜い感想を。
皇国の守護者 3 (3)
皇国の守護者 3 (3)

原作:佐藤 大輔
漫画:伊藤 悠
出版社:集英社
発売日:発売中
定価:620円(税込)

<皇国>軍が自国の村の井戸に毒を入れて、<帝国>軍に水を与えない。
水を飲むのは人間だけではなく馬も飲むため必要不可欠なものである。
それにより、<帝国>軍は雪を溶かすために薪を集める。しかし集める兵にも
水や糧秣が必要になる。そして、<帝国>軍をきつくしていく作戦である。
自国の村の井戸に毒を入れるとかホントやりすぎですね。
ちゃんと後のこと考えてるのかな〜とか思いました。

真室穀倉を砲撃に向かっていた水軍だが、波にやられてしまう。
そのことを知る由も無い新城は自分の作戦通りに動いていると思っている。
しかし、<帝国>軍は真室の糧秣を確保し上流の渡河点を迂回してくる。
それを、導術兵が察知し新城達の隊は迂回してくる部隊を攻撃する隊と現在地点に残る隊に分けた。
導術兵って意外と疲労しやすいみたいで、次々に倒れそうになってます。
っていうか、<皇国>軍この導術兵があるためにここまで戦ってこれたみたい
なものなので、もっと導術兵を増やせば何とかなりそうな気がしますね。
<帝国>軍側は<皇国>軍がどうやって連絡を取り合っているのかがまだわかって
いない今こそチャンスのような気もします。

<帝国>軍カミンスキィ大佐の過去が明らかになる。父が死んだために母が娼婦になり
さらにその娘二人をも娼婦にしてしまう。そして、カミンスキィまでも男娼として
売り付けてしまう。その相手は皇帝陛下の弟君マランツォフであった。
時が経ちマランツォフが死に莫大な遺産をカミンスキィは手に入れた。
家に戻り、母、姉達に元通りの生活をしようと言うが受け入れらない。
カミンスキィは家から男爵位だけを受取り地位を利用し現在の大佐まで登りつめた。
カミンスキィ大佐の過去はすごいなぁとホントその一言ですね。昔だと男娼とかって
普通だったのかもしれませんね。私の中に男娼のイメージがあまり無かったので
結構驚きましたけど。そして大佐まで駆け上がる才能があったというのも
よくありがちな過去ですが、素直にかっこいいと思いましたね。

2巻で一番面白かったのがこのカミンスキィ大佐の過去の話です。
こうなってくると、気になるのは全てが明かされていない主人公新城の過去
が気になります。連載でもまだ明かされてないみたいですがいずれはその話を書いて欲しいですね。

『皇国の守護者 第2巻』 レビュー

予定通り2巻を購入してきましたので、今回もかる〜く感想を。
ついでに3巻も購入してきましたので、来週中にはその感想を書く予定です。
皇国の守護者 2 (2)
皇国の守護者 2 (2)


原作:佐藤 大輔
漫画:伊藤 悠
出版社:集英社
発売日:発売中
定価:620円(税込)

<皇国>軍が<帝国>軍を夜襲伏撃する。その戦いにより、新城中尉より上の指揮官が
戦死し実質新城中尉が現時点での指揮官の立場になる。その戦死の報を聞いた
新城中尉は「そいつは面白くなってきた」と言い笑う。
ここら辺が正に新城中尉が戦争を実戦というものを楽しんでいるという感じがしますね。

水軍中佐がやってきて新城中尉が大尉に野戦昇進したとの連絡。そして頼みごとを持ちかけてくる。
その頼みごとが何かわかっている新城大尉と水軍中佐とのやり取りが良いですね。
その会話を一話の7割くらいを使って書いてだけのことはあります。

<帝国>陸軍元帥ユーリアが現在<皇国軍>の指揮官は誰かと兵に尋ねると、野戦昇進した
大尉が率いていて、名前はわからないという。しかし、このことでユーリアはその指揮官が
以前は中尉であることから、新城直衛中尉ではないかと思案する。
これはユーリアと新城大尉が何らかの関係があったという伏線なんでしょうね。
2巻で一番気になったところですね。

漆原少尉が作戦により村の子供を殺してしまう。するとそれは、新城大尉の所為だという。
それに対し新城大尉は「それは君の意見に過ぎない」と言う。さらに、責任はだした者が負う
ものであり、命令を出された者が負うものではないと言う。
軍というのはそういうものなんですかね。戦争をするとか軍人であることというのは
難しいものですね。ただ単に国のために働いても心の面ではきついものなんでしょう。

2巻も緊迫した撤退しながらの戦争をうまく描いていてホント面白いです。久々にどんどん次が気に
なってしまうマンガですね。読んでいない人には是非とも読んで欲しいマンガですね。
戦争ものが嫌いな人には当然オススメしませんけど。


Paging Navigation

Navigations, etc.

About This Website